堂之上遺跡 国指定史跡 堂之上遺跡は、縄文時代前期~中期の集落跡で、ほぼ完全な状態で発掘されました ■国指定史跡 堂之上遺跡(Dounosora Ruins)昭和48年(1973)から発掘調査が開始され、約5,500年~4,500年前、縄文時代前期~中期の典型的な集落跡がほぼ完全な状態で明らかにされました。昭和55年(1980)国指定史跡に認定され、集落跡の整備復元を行い、資料館とともに見学や研究の場として公開されています。飛騨川を見下ろす遺跡に立って、悠久の時を肌で感じてみてください。 ■久々野歴史民俗資料館 (Kuguno Historical Museum)昭和57年(1982)に完成した堂之上遺跡に隣接する久々野歴史民俗資料館は、縄文時代前期から中期に属する遺跡の調査記録、出土品を収蔵するとともに、久々野地域内に残されている考古、歴史、民俗資料を収集、展示、保管しています。飛騨山地において展開された人々のくらしや、祖先の遺産を後世まで継承していきます。 久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館久々野歴史民俗資料館 ■出土された土器や石器堂之上遺跡の出土品からは、縄文時代草創期から晩期までの長い期間にわたる多種の遺物が認められます。中でも縄文前期、中期の遺物が主体となり、多くの縄文土器、石器、自然遺物がみうけられます。これらの遺物から、当時の生活は、狩猟、採集の社会であり、種々の道具と生活文化を持っていたことがわかります。 ■集落址飛騨地域は東西日本、太平洋側、日本海側の中間地帯に位置しているため、各地の文物が交錯して入り込み、独特な文化を形成していることがわかります。 untitled堂之上遺跡DSC_0950堂之上遺跡堂之上遺跡untitleduntitled ■民族資料展示室久々野地域内に残されている民俗資料は、主に明治以降の生活用具などで、今に伝わる「しょうけ」「有道しゃくし」なども展示されています。また久々野の産業として知られる馬を扱ったものも多く、馬具や写真などから、活気ある当時の様子を垣間見ることができます。 ■円空仏町内の神社などに伝来する円空(1632~1695年)作の薬師如来坐像などの仏像も展示されています。 ■ご利用案内●開館時間午前8時30分~午後5時●休館日毎週月曜日(祝休日と重なった場合は翌平日が休館)冬期間(12月1日~3月31日)●入場料 無料(※学習室の使用は有料となります。お問い合わせください。)●駐車場 あり※詳細はお問い合わせください。 0577-52-3459 ■アクセス ●所在地〒509-3205 岐阜県高山市 久々野町久々野2270 0577-52-3459●JR久々野駅から 車で約2分 徒歩約9分●名古屋から車でお越しの方 東海北陸自動車道➡高山西IC➡R41➡久々野 約2時間30分●JR名古屋➡JR高山線経由➡下呂➡久々野 約2時間49分●富山から車でお越しの方 北陸自動車道、東海北陸自動車道➡高山西IC➡R41➡久々野 約2時間~2時間40分 ●JR富山駅➡猪谷➡高山➡久々野(各停) 約2時間45分(最短)